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〒338-0003 埼玉県さいたま市中央区本町東2-7-9

TEL:048-852-8701

さいたま市中央区の内科・小児科・皮膚科・外科の三村医院

糖尿病外来

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糖尿病とは?

糖尿病型の定義

【血糖値】
1.空腹時血糖値≧126mg/dl
2.75g経口糖負荷試験(OGTT)2時間値≧200mg/dl
3.随時血糖値≧200mg/dl

【HbA1c】※
4.HbA1c(NGSP)≧6.5%
  [HbA1c(JDS)≧6.1%]

※HbA1cには、国際的に広く使用されているNGSP値で表記されたHbA1c(NGSP)と、日本でこれまで使用されてきたJDS値で表記されたHbA1c(JDS)があり、およそ0.4%異なる。
2013年4月より特定健診等ではNGSP値のみが使用される。
日常臨床においても、2014年3月までにNGSP単独表記となる。

血糖値の判定区分

現在、日本の糖尿病人口は約740万人といわれ、糖尿病一歩手前の耐糖能異常者を合わせると約2200万人に達すると言われています。
まさに国民病となってしまいました。
糖尿病は、β(ベータ)細胞の破壊によりインスリン欠乏を来たす1型と、肥満などによるインスリン抵抗性を背景に発症する2型とに大別されます。
1型糖尿病は、基本的に飲み薬が無効で、インスリン注射が必要となります。
これに対し、2型糖尿病は、基本的には飲み薬が有効ですが、高血糖が長期持続し、膵臓が疲れてしまったような症例では、インスリンが必要になることもあります。
このタイプは、高血圧や高脂血症を多く伴います。
また、糖尿病は合併症についても注意が必要で、網膜症、神経障害、腎障害に加え、感染症や動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞)も起きやすくなります。

毎年、糖尿病性網膜症のため約5000人の患者さんが失明に至り、糖尿病性腎不全のため、約10000人の患者さんが血液透析導入されています。
恐い病気ではありますが、その危険性を減らし、安心して楽しく過ごすことも決して不可能ではありません。
この病気と向い合って、患者さんと共に話し合える“戦友”となれれば幸いです。
昨今、健康診断も盛んに行われるようになり、上記1~3のような所見のある方、口が乾いたり、尿が多かったり、体重が急激に減ってきたというような症状のある方は、是非受診してみてください。
当院では、外来でのインスリン導入も可能です。また、必要に応じて、自己血糖値測定の指導もしております。

血糖コントロール目標

治療目標は年齢、罹病期間、臓器障害、低血糖の危険性、サポート体制などを考慮して、個別に設定します。
いずれも成人に対しての目標値であり、また妊娠期は除くものとします。

※HbA1cの目標値は、2013年6月1日から変更となります。以前のHbA1c(JDS)の数値と比較するとは、0.4%引いて考えてください。

食事療法・運動療法の継続

糖尿病治療の基本は食事療法・運動療法です。
セイブルや他の糖尿病のお薬を服用していても、必ず続けましょう。

食事療法のポイント

1日に必要な摂取カロリーを計算しましょう。

適正エネルギー(kcal)=標準体重(kg):身長(m)×身長(m)×22×25~30(kcal)

例・・・身長165cmの方の場合
標準体重=1.65×1.65×22=59.895(≒60kg)
適正エネルギー=60×25~30=1500~1800(kcal)

このカロリー内でメニューを選んでいきましょう。

  • 1回の食事は偏りなく、主食(ご飯など)・主菜・副菜・汁物をバランスよく摂りましょう。
  • 主食から多くのカロリーを摂り過ぎないようにしましょう。
  • (目安:茶わん軽く1杯110g 約185kcal)
  • 主菜や副菜は肉、魚、野菜をバランスよく偏りのないように選びましょう。
  • 汁物から多くの塩分を摂り過ぎないようにしましょう。

おすすめの汁物

  カロリー 塩分 主な材料(4人分)
豆腐とわかめのみそ汁 22kcal 0.9g 豆腐:1/2丁、わかめ:10g、長ねぎ:10cm、みそ:大さじ1・1/2、だし汁:800cc
あさりのみそ汁 20kcal 1.0g あさり:200g、あさつき:3本、みそ:大さじ1、だし汁:800cc
かきたま汁 25kcal 0.5g 卵白:2個、かいわれ大根:20g、だし汁:800cc、酒:大さじ1、しょうゆ:小さじ2、みりん:小さじ1
おぼろ昆布のすまし汁 8kcal 0.1g おぼろ昆布:8g、あさつき:3本、しょうが(おろし):10g、だし汁:800cc
白菜スープ 21kcal 0.9g 白菜:150g、鶏むね肉(皮なし):20g、にんじん:30g、絹さや:8枚、スープ:800cc、しょうが汁:大さじ1、こしょう:少々

食事療法のポイント。

これまでの食習慣を聞きだし明らかな問題点がある場合はまずその是正から進める。

  1. 腹七分目とする。
  2. 食品の種類はできるだけ多くする。
  3. 脂肪は控えめに。
  4. 食物繊維を多く含む食品(野菜、海藻、きのこなど)を摂る。
  5. 朝食、昼食、夕食を規則正しく。
  6. ゆっくりよくかんで食べる。

バランスの良い食事の考え方。

脂肪
常温で固体の飽和脂肪酸と、常温で液体の不飽和脂肪酸の2種類に分けられます。 偏りすぎてもいけませんが、飽和脂肪酸は抑えるよう心掛けましょう。
飽和脂肪酸(動物性脂肪など)
過剰摂取により肥満や中性脂肪・コレステロール増加の要因となります。
不飽和脂肪酸(魚や植物性脂など)
中性脂肪やコレステロールを低下させ、血液をサラサラにします。
塩分
1日の摂取量目安は8g以下です。 酸味・香辛料・香味野菜などを上手にメニューに取り入れましょう。
食物繊維
1日目標摂取量は20~25gです。 栄養の吸収をゆるやかにし、有害な物質や塩分を排泄してくれる働きがあります。 満腹感が得られるのも良い点です。
計量
  • 調味料などの液体は、表面張力(盛り上がった状態)で計ります。
  • 塩・砂糖などの粉類は、スプーンなどですり切った状態で計ります。押さえたり、つぶなどがないようにしましょう。
  • 食材などは、少量でも量れるメモリの細かいスケール(はかり)を使いましょう。デジタルのものは、より正確に計ることができます。
大さじ1→15cc、小さじ1→5cc、1カップ→200cc
器具
フライパンや鍋などは、フッ素加工のものを使用すると、少ない油で調理できます。
水切り
治療食は薄味のものが多いため、野菜などの水分はしっかりと切ることが大切です。

こんなに多い!主食のカロリー。

  • ご飯(160g)・・・270kcal
  • チャーハン・・・580kcal
  • 親子丼・・・600kcal
  • 五目ちらし・・・690kcal
  • チャーシューメン・・・510kcal
  • ミートソース・・・556kcal
  • 鍋焼きうどん・・・590kcal
  • カルボナーラ・・・720kcal

シックデイ

シックデイのときには血糖コントロールが乱れがちです。
シックデイ・ルールを知っておきましょう。

シックデイ・ルール(食事がとれない場合)

  1. 水分を十分に補給する
  2. 食事が取れないときはスポーツドリンクを冷やさずに飲む
  3. 無理に食事をとらなくてもよい
    食欲があれば消化のよいものをとるようにしましょう
  4. 経口血糖値降下薬は迷ったらとりあえず服用しない
    なるべく早く主治医に連絡して相談しましょう。
  5. インスリン注射は中止しない
    とりあえずいつもの半分の量を注射して、なるべく早く主治医に連絡して相談しましょう。
  6. シックデイのときの病態を把握できるよう本人や家族が血糖自己測定法をマスターしておく

●シックデイとは??

糖尿病の人が発熱や下痢、嘔吐などで体調を崩した状態、または食欲不振のため食事ができない状態のことをいいます。
(セイブル指導箋より引用)

血糖値と低血糖の症状

※上記の症状がみられた際には、必ず糖質(できればブドウ糖)を摂取してください。
(セイブル指導箋より引用)

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